有田焼 煎茶器セット 陶芸作家、樋渡 陶六(ひわたし とうろく)氏の作品です。賞美堂で購入したものです。 かつて鍋島家の第15代当主であった佐賀県知事、故鍋島直紹からも「技術はとくに世間に認められる栄に浴している」と評された樋渡陶六の作品。 伝統的なユス灰の釉薬を使い、茶碗の曲線と肌は温かく幽玄で奥深い。一見、ありがちな無地茶碗と思いきや、うっすらと花の柄が施されていて美しいです。 《サイズ》 急須　横 約10.5cm(注ぎ口含む) 高さ 約7cm(蓋含む) 湯さまし　横 約11.5cm 高さ 約5cm 湯呑み　口径約5.7cm 高さ 約4.7cm 専用箱(共箱)付き。 外箱に経年劣化が見られますが、中身は綺麗です。 出品中の他の商品と同梱購入でお値引き可能です。 気になる商品がありましたら、お声掛けください。 《 樋渡陶六 Hiwatashi Touroku 》 1913年(大正2年) 愛媛県伊予郡砥部町 生まれ 高校卒業後 有田に移り約20年間、酒井田柿右衛門窯にて彫刻の職人技を磨き、その後独立して窯を持った。 昭和43年(1968) 一水会賞受賞 昭和47年(1972) 日本工芸会会員 昭和48年(1973) 佐賀美術協会会員 昭和49年(1974) 日本工芸会ＮＨＫ賞受賞 昭和54年(1979) 西部工芸会幹事 昭和63年(1983) 国際陶芸展理事長賞 平成5年 (1993) 陶磁器彫刻技法に対した佐賀県知事表彰 平成8年 (1996) 文化庁地域文化功労文部大臣表彰 平成10年(1998) ハワイ国際展ホノルル知事賞受賞 平成11年(1999) 美術画報歴代名匠指定 2009年 逝去 樋渡陶六窯