『 クラド 』はメンズラインとして製造された Louis Vuitton タイガライン クラッチバッグ 。 大きさは、横26cm×縦18.5cm、 厚み2cm(通常)、マチが広がると7cm。 ストラップの長さは22cm。 素材についてだが、 このルイヴィトンのタイガは、 シンプルで落ち着いた雰囲気のレザーで 上質な牛革を使用し、 精巧な型押しが施されているのが特徴。 メンズアイテムを中心として、 幅広い展開が行われていて、 上質なものを好む男性の支持を得ている。 また今回は製産終了品番の商品で、 タイガラインといえば『エピセア！』 と云うほど当時大人気だったエピセア色も 現在では廃盤色となってしまった。 男性からの支持が強いエピセアは 現在では「ノワール」や「ブルーマリーヌ」等 で別品番で展開をしている。 今回のタイガライン エピセア クラド は 金具が真鍮なのだが(金メッキではありません)、 この真鍮は皮脂や空気に触れることで 酸化し黒ずんだり、水に濡れることで 「緑青（ろくしょう）」と呼ばれる 青錆びが生まれたりするが、 使っていくうちに味わい深くなり、 アンティークのような経年変化と捉え 「これも味！」と愛でるのも良いが、 もしピカピカに磨くほうがよいのなら 昔からある定番磨き剤"ピカール"などで 根気よく磨き仕上げてはどうだろう。 ただ難があり ルイ・ヴィトンにはよくある 経年劣化である加水分解が 内側zipポケットの中側、 外ポケットの内側に起きている。 本体外側・内側は全く起きてはいないが ポケットの中側は加水分解によるベタ付き、 そして中側コーティングが剥がれいるので もうzipを閉めたまま、もう使用せず、　 " 開かずのzipポケット"としておくのがいい。 外ポケットの内側はベタ付きは無く、 コーティングの剥がれのみなので使用可。 日常使用していた品だが ストラップへの手脂染みや、変形、 傷や擦れはほとんど無く、 シミ汚れなども一切無い美品。