高さ14.5cmほど 握りこぶしよりひと回り大きいくらいのサイズ 黒泥土というきめ細かい土を焼締め、中はシリコンでコーティングしていますので水を入れての使用が可能です。太い血管が12本、正面から見える血管はほとんど中まで通っているのでお花を挿せます。 陶芸は焼くと結構小さくなるのですが、この心臓もキュッと縮んでなんだかちょっとリアルだなぁ…というサイズになりました。黒だからグロくはないよね〜なんて言いながら左胸の前で抱えて写真を撮りました。 今年の夏はなぜか息子が実写版キャシャーンにハマり、延々とヒーローと泥棒ごっこをしていました。キャシャーンなら敵はブライキングボスだろ…というツッコミはさておき、THE BACK HORNの歌う『レクイエム』のPVが息子のカッコいいの極み、頂点に君臨するキングオブカッコイイ、バクホンのモノマネできる自分カッコイイ！でノリノリでした。そう、映画本体よりもこのPVの方がカッコいいのです、残念ながら。 華奢な心臓 きしませて 儚げな息をする〜♪ というサビの歌詞をイメージして作っています。 「キャシャーンって華奢なの？」という爺婆世代の疑問はもっともですが、仮にもヒーローだし華奢じゃないよと何度か説明してそろそろ面倒になってきたぞ。 心臓細胞で蘇った主人公が比較的簡素なスーツで、バイクとか乗らないし、素手で大砲の弾も掴むし、チョップでロボットを倒す映画です。 実際に華奢じゃなくても、夜の戦場の冷たい空気を吸い込んで1人戦っていたら、わが身のちっぽけさを感じて心音も呼吸も軋んで感じるんじゃないでしょうか。戦場は行ったことないし、この世からなくなれと願っていますが。 流星を見に夜中のダム湖に行った時、田んぼの真ん中にポツッと立ってみた時、突然の土砂降りで服が重たくなるほど濡れた時、そんな気分になったような気がしなくもない、です。 キャシャーンもブライキングボスも、自分の正義に従って戦っているんだっていうのがテーマにあって、簡単な勧善懲悪の物語ではない映画です。ムダに長くてつまらないので要注意です。全体的にキャストが豪華なんですが、樋口可南子さんが美しくてよかったです( ´∀｀) 心臓って命の象徴みたいな感じがするんですが、動いている限り戦ってしまうって悲しいですね。 #妻の作った陶芸