本体、備長炭研ぎ出しシェル 指掛け、黒檀の削り出し 備長炭、主用は燃料ですがステンレスより硬く多孔質構造でマグネシウムより軽い(外寸体積比)、匠が作り上げたカーボンセラミックでシェルに最適な材料と思い取組んでいます。 材料内部を予め確認出来ないのでカンが頼り、3個目でこの形に研ぎ出す事が出来ました。　研ぎ出しと穴あけ、10時間を超える製作過程のストレスを受け出来上がった物は素材がしっかりしている証で安心して使用頂けます。　最後の写真で紹介している3ミリ程度の厚さで、穴をあけたものや一部を細く削った物(金継ぎ風を数年使用していますが壊れた事はありません。 出品の物は木の中心部に近くおおよそ縦方向に平行に材料取りが出来ました。背面はきめ細かい天然仕上げ砥石で光が映り込む程に、前面は中砥石で無反射、黒そのものに。カートリッジ取り付け面とサイドは合成の仕上げ砥石で最終加工をしました。　形状はオーソドックスですが満足のいく造り込みが出来ました。シリンダーは某メーカーのシリンダー調整式の物を加工し使用しました。　カートリッジを替えながら試聴と実用性の確認を、角当たりが有れば面取りをするなど完成度を上げての出品です。 背面先端の両サイドに砥石が十分当たりきらない部分がわずかに有ります。数ミクロン差と思いますが金属のように粘りが有ればその部分を少し強く押し込む事で同等に仕上がるのですが、備長炭はユガミやタワミが皆無と思われる程に融通がききません。　意図的に残しました。 作者のおごった考え、融通がきかないがゆえにカートリッジその物の性能、違いがより感じられるのかと思いました。　音を追求されている方に使用して頂き率直な意見をお聞きしたいのが本音です。　一点物ですが サイズ、約　　長さ(シリンダーツバの後端から) 55ミリ　　幅　19.8ミリ　 　　　　　　　カートリッジ取り付け部　厚さ4ミリ * 注意事項、備長炭は硬く粘りもなく磁器と同じで硬い物の上に落とせば割れ、硬い物に当たれば欠けます。　リード線やカートリッジ取り付けの際に工具がズレて当たればキズが付きます。 * このシェルを使用した事で他の機器等に損害を与えた場合でも賠償及び対応は出来ませ 　ん。承知の上での購入をお願い致します。 * 申し訳ありませんが値引き対応は出来ません。 * 不明の点は問い合わせ下さい。