ご覧頂き有難う御座います。

地無し延べ管を吹き続けて、造り続けて

きますと、箍の様なものが外れて

どんどん限界値を上げてこーみたいな

雰囲気になっていきがちになります。

俺は、もっと長いの吹けるんだぞー。

俺は、もっと太いの吹けるんだぞー。と。

その入り口みたいなものを常に真面目に

造っています。

ですので、指さへ届く様になると

マジでこっちの方が面白く奥深いことに

気づいて生きます。

8寸管の難しさ凄さもまた同じくらい

あると思いますが、それは沢山の音楽家の

プロの方々にお任せして、

こっちの無法地帯を自由に彷徨ってみませんか？

海神道祖さんなどは、肩を外して吹いたそうな。

今回の地無し延べ管は、

径が、5.2cm。長さは、86.3cm。

根の部分から一つ、上のところを使って

造ったものです。乙ロもパイプオルガンか？

みたいな深い深遠な音が、響きます。

ご自身の石化した松果体を溶かす、

恰好のツールとなります。



（2022年 5月 16日 14時 27分 追加）
九半割りで、指穴を空けています。ちどりは、格好悪いので

意地でも、ストレートで造ります。ですので、私の限界値は

今のところ3尺1寸くらいです。

^ - ^（2022年 6月 14日 10時 01分 追加）一部本文訂正が、御座います。
3尺を超える長管を肩の骨を外して吹いたと
いわれる逸話は、当方も諸先輩方からの聞き伝えでしたが、
海神道祖さんがそれをやったとお聴きしていましたが、
そうではなく、藤田正治さんという過去に虚無僧研究会の
顧問もされていた方だそうです。界隈で有名な尺八修理工房幻海様のページで詳しく解説されておりました。
また、一冊丸ごと尺八の本は過去に読んで勉強させていただきました。^ - ^
有難う御座います。（2022年 6月 16日 8時 38分 追加）重さは、620グラムです。