【サイズ】高さ：12㎝　幅：12㎝　口径：8.5㎝×6㎝ 【状態】　割れ欠けヒビ等なく、大変良好なコンディションです。 　　　　　超美品・1級品です。 　　　　　お箱があれば新品と言ってもいいレベルの美品です。 ご覧いただきありがとうございます。 ドイツで購入しました、 柿右衛門写し 黄獅子竹虎金彩紋 レリーフ・ミルクジャグ出品させていただきます。 ご存知の方も多いと思いますが、ヨーロッパに柿右衛門様式が伝わったのが 日本では江戸時代の元禄の頃17世紀後半です。 日本では天下が統一され平和な時代が訪れて、元禄という 最初の江戸文化が花開いたと同時期に 柿右衛門の赤絵という美しい磁器が誕生します。 その磁器たちが当時の日本の貿易相手国であるオランダの 東インド会社を通じてヨーロッパの各王族貴族の間に広まりました。 というのも当時のヨーロッパではまだ、白い肌を持つ陶磁器が 生産されておらず、その技術も分からない状態だったからです。 ですので白い肌を持つ陶磁器は「白い金」と言われて 大変に珍重されました。 その後、18世紀の前半にマイセンで白磁が作られるようになり マイセンを初めとした窯元が我先にと「柿右衛門写し」を作り始めます。 ですが、いくら「写し」とはいえ当時のヨーロッパ文化とは あまりにも違うシノワズリの構図に、窯元は次々に生産を断念し 今現在まで続く柿右衛門はほぼマイセン1つになっております。 そんなマイセン当初1730年からあるこちらのシリーズは 当時のヨーロッパでは虎が知られていなかったために 「黄色いライオン」と呼ばれていました。 向かって右の花絵は枝ぶりからして梅を描いたものですが、 柿右衛門色絵梅竹虎文とは明らかに違う、 シノワズリが見事に開花した作品となっています。 更にこちらはマイセン伝統のレリーフ、 アルト・ブランデンシュタインが施された最高級グレードに加え 新品と言っても良いほどの状態の良さです。 大きさも1番大きいフルサイズとなり、 現在では特注の22点フルセットでしか手に入らないサイズです。 飾ってもご鑑賞くださっても、ご満足頂けると自信の逸品です。 ぜひお手元で極上の時をお過ごしいただければと思います。